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夢大学 in TOYAMA '97
理楽数(リラックス)97
インターネットを楽しもう!!
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- インターネットのしくみ
- インターネットで出来ること
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- 電子マネーでショッピング
- 高齢化社会に向けて医療サービス
- 暗号で秘密を守る
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- 富山大学のホームページ(http://www.u-toyama.ac.jp)
- スペシャルリンク集
- サーチエンジンを活用しよう
Netscape Navigatorの使い方
Netscape NavigatorはWWWブラウザで、ほかにはMosaicやExplorerなどがあります。Netscape
NavigatorはWWWだけでなく電子メールやネットワークニュースなどのサービスも受けられます。
基本的な操作
- 1つ前のページに進む
- 1つ後ろのページに戻る
- 自分のホームページに戻る
- URLで指定したホームページに行く
- 文字化けでホームページが読めないとき
日本語コードにはEUC,JIS,SJISのコードがありEUCで作成した文をJISモードで読むと文字化けを起こして読むことが出来ません。読めないときは文字コードを変えてやる必要があります。OptionsメニューからLanguage
Encoding -> Japanese(Auto-Selecto)を選択します。
- お気に入りのホームページを記録する
bookmarksメニューからAdd Bookmarkを選択します。
インターネットってなに?
インターネットのしくみ
インターネットの原形は、ARPAnetと呼ばれる軍事目的のために開発された米国国防総省ネットワークとして約26年前に誕生しました。このARPAnetはIPネットワークという規格を採用しており、今日のインターネットの原形となりました。
そして、そのインターネット実現に必要不可欠であったUNIXコンピュータは、マルチタスク・マルチユーザー・ドメインネームシステムなどの機能を備えています。またネットワーク技術の進歩によりパケット通信や光ファイバケーブルなどにより円滑なインターネットを構成しています。
インターネットを実現させる重要な特徴を説明します。
- TCP/IP
Transmission Control Protocol/Internet
Plotocolの略です。TCPはコンピュータ間で送受信を行う上での細かい決まり事、IPはコンピュータがネットワークで直接理解できる住所などについての決まり事です。言い替えれば、インターネットの法律と言ってもよいでしょう。
- DNS
Domain Name
Systemの略で、IPアドレスは四桁の数値で表わされますが、人間に解りやすい住所に変換してくれるサービス。例えば富山大学の理学部のyumeと言う名前のコンピュータがあり、IPアドレスは160.26.99.123であったとします。これでは解りにくいので、DNSによってyume.sci.toyama-u.ac.jpという名前が利用出来るようになります。yumeはコンピュータの名前、sciは理学部、toyama-uは富山大学、acはアカデミック、jpは日本国を表わします。
- URL
DNSを利用したURL(Uniform Resource
Locator)はネットワーク上のサーバとそのサーバ上の特定のドキュメントを識別するアドレスです。例として上で挙げたコンピュータのhomeというディレクトリにhomepage.htmlというドキュメントがあるとき、そのファイルを読むためには、http://yume.sci.toyama-u.ac.jp/home/homepage.htmlと指定します。httpはハイパーテキストのサービスを受ける事を示し、yume.sci.toyama-u.ac.jpはサーバ名、homeはディレクトリのパス、最後のhomepage.htmlは読み込むファイルを指定しています。
- マルチタスク
一度に複数の仕事を行うことで、例えば、ワープロソフトで文を作成しながら、画像処理を行ったり、ファイルのコピーを行うことが出来る。
- パケット通信
大きな情報を小さく分けて送受信する技術です。例えば、2台のネットワークコンピュータ間で大きな情報をそのまま分けないで通信をしていると他のコンピュータが利用出来ませんが、パケット通信を使うと小さく分けられた情報の間に他の情報を挟んで通信できるので公平に送受信ができます。
- サーバとクライアント
サーバはサービスを行う側で、クライアントはサービスを受ける側です。現実社会で言えば、生産者と消費者のような関係です。
インターネットで出来ること
インターネットでは、数々のサービスを受けることが出来ます。最近では、インターネットという言葉は、「WWW(World
Wide
Web)」を示すことが多くなりました。しかしながらWWWというのは、インターネットで行われているサービスの1つであり、他のサービスとして電子メール・ネットワークニュース・anonymous
FTP・telnetなどがあります。
では、なぜ最近WWWがもてはやされているかというと、コンピュータにあまり詳しくなくても、ハイパーテキストによってリンク(更に詳しい情報に結び付けてある)をクリックすることによって簡単に世界中の情報を手に入れることができるからです。さらに今まで個別であった情報を、ハイパーテキストとブラウザによって統合し、文章・画像・音楽などを1つの画面で一緒に扱うことにより、慣れ親しみやすくなっています。
インターネットのサービスについても、もう少し詳しく述べておきます。
- WWW
上で述べたように、リンクによりインターネット上をWWWクライアント(ブラウザ)で簡単にナビゲート出来る。またWWWサーバでは、HTML(ハイパーテキストマークアップ言語)を使ってホームページが書かれている。
- 電子メール
手紙の様に個人から個人へ送ることができ、カーボンコピーの機能を使えば同じ内容を複数の人に送ることも出来る。
- ネットワークニュース
新聞の様に誰でも文章を読むことができる。内容も分野ごとに分けられ、私達も有用な情報を投函し公開できる。
- anonymous
FTP
公開されているファイルの中で必要な物を他のネットワークコンピュータから取ってくることが出来る。同じ様なサービスでArchieなどがある。
- telnet
ネットワークにつながれているUNIXコンピュータを遠隔操作できる。ただし、UNIXコンピュータに登録されていないとダメです。同様なサービスにrlogin,rshなどがある。
インターネットのこれから
電子マネーでショッピング
インターネット上で利用出来るお金をつくり、ショッピングをすることが出来る。しかし現時点では、注文をインターネット上で行い、クレジットカードで引き落としを行っています。海外輸入も簡単に行え、間に流通業者を通さないので安く買うことが出来ます。問題点として、法律で保証されていないので、だまされたり、第3者にクレジットを利用される危険性があります。
高齢化社会に向けて医療サービス
インターネット又は電話回線を利用して、テレビ電話の様に動画を送って、高齢者や軽度の病人に対して、医療相談や往診を行うサービスが考案され開発が進んでいます。
暗号で秘密を守る
インターネットで便利なサービスがいろいろと提供されますが、同時にあなたの大切な情報も流れる危険性があります。前例でも挙げましたが、インターネットでショッピングをしてクレジット番号を送ったりすると、それが第3者に漏れて悪用される可能性があります。それを防ぐために暗号という技術が必要になります。暗号は、文章などに複雑な計算を行って、普通の状態では読むことが出来ないようにすることです。
逆に、暗号が複雑すぎると解読されないのをいいことに、悪いことに利用人も出てきます。そのためアメリカでは暗号技術を厳しく取り締まっていて、輸出を制限しています。すでに情報戦争は始まっているのです。
インターネットは便利で素晴しいものです。しかし、こういった落し穴もあるので注意が必要です。
インターネットで世界を旅しよう!!
サーチエンジンを活用しよう
サーチエンジンは、インターネットの道案内人ともいうべきもので、いろいろなホームページをジャンルごとに分けてデータベース化しています。あなたの必要な情報のキーワードを入力するとそれらのことについて書かれているホームページを検索してくれます。