オフィスアワー(自由質問時間) |
幸山
直人(随時。ただし、電子メールによるアポイントメントが必要です。)
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リアルタイム・アドバイス:更新日 |
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授業のねらいとカリキュラム上の位置付け(一般学習目標) |
現在の高度情報化社会はコンピュータとインターネットによって支えられているが、これらは数学なくしては成り立たない。本講義では、コンピュータとインターネットで扱われている情報(2進数)、すなわち符号理論について学習し、その尺度である情報量について数学的に厳密な定義を与える。さらに、コンピュータやインターネットで扱われる情報を効率的に扱うために欠かせない誤り訂正符号の理論について学習する。なお、誤り訂正符号の応用例として実際にQRコードを手作りする。
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教育目標 |
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達成目標 |
コンピュータやインターネットに必要不可欠な符号理論(誤り訂正符号を含む)の概念を数学的見地から理解する。これらの理論を学ぶことで、コンピュータやインターネットを効率的かつ上手に扱えるようになる。
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授業計画(授業の形式、スケジュール等) |
講義と演習を交互に繰り返しながら、授業を進行する。
第 1回 オリエンテーション+符号理論と情報量(0) 第 2回
符号理論と情報量(1) 第 3回 符号理論と情報量(2) 第 4回 符号理論と情報量(3) 第 5回
様々なデジタル情報(1) 第 6回 様々なデジタル情報(2) 第 7回 誤り訂正符号(1) 第 8回
誤り訂正符号(2) 第 9回 誤り訂正符号(3) 第10回 誤り訂正符号(4) 第11回
誤り訂正符号(5) 第12回 誤り訂正符号(6) 第13回 QRコードを作ろう!(1) 第14回
QRコードを作ろう!(2) 第15回 QRコードを作ろう!(3)+授業評価 第16回
期末試験
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授業時間外学修 |
事前学修:教科書を一読しておくこと。 事後学修:教科書をよく読み、学習支援ページにリンクされている練習問題をきちんと解いておくこと。
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キーワード |
コンピュータ, インターネット, 情報量, 2進符号,
ビット, 符号理論, 線形符号, 巡回符号, ガロア群, 拡大体, 誤り訂正符号, BCH符号, RS符号 など
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履修上の注意 |
1. ルールおよびマナーを守ること。 2.
自己中心的な行動により、他の学生の学ぶ権利を侵さない。 3.
自主的に学習し、社会生活に必要なスキルを身に付ける。
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成績評価の方法 |
期末試験の結果(100点;100%)によって評価する。
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教科書・参考書等  |
教科書: 1. 情報数理特論テキスト,幸山
直人,富山大学理学部数学教室
参考書: 1. 情報と符号の理論 (岩波講座 情報科学-4), 宮川
洋・島原 博・今井 秀樹, 岩波書店 2. コンピュータシステムの基礎, 宮沢 修二 他, 株式会社アイテック
情報処理技術者教育センター 3. 二次元コードシンボル -QRコード- 基本仕様 (JIS X 0510), 高井
弘光 (株式会社デンソーウェーブ) 他, 日本規格協会
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関連科目 |
プログラミングI(幸山が担当した場合に限る),線形代数学,代数学 (基本事項については数学科で開講される全ての科目)
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リンク先ホームページアドレス |
http://kouyama.sci.u-toyama.ac.jp/main/education/2019/infomath/index.htm
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備考 |
詳細については、上記「リンク先ホームページアドレス」を参照のこと。
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