幸山研究室
Copyright 2010 Naoto KOUYAMA. All right reserved.
最終更新日:2011年2月9日

幸山研究室ホームページ > 教育関連ページ > 「2010年度 情報科学序論」学習支援ページ

2010年度 情報科学序論 | 日程表&掲示板 | 期末試験について    [ 戻る ]

2010年度 情報科学序論

* 内容は、参加する学生の質や進行状況に応じて変更される場合があります。
* 「富山大学シラバス」も参照してください。

■ 授業科目名: 情報科学序論

■ 時間割コード: 146007

■ 授業科目区分: 専門科目・選択

■ 対象学生: 数学科 2年生

■ 単位数: 2

■ 開講学期: 後学期 ・ 水曜日 3時限

■ 場所: 総合情報基盤センター 2F 第二端末室

■ 担当教員: 幸山 直人

■ オフィスアワー(自由質問時間): * 詳細については、「オフィスアワー」を参照のこと。

随時。ただし、電子メールによるアポイントメントが必要です。

■ 授業のねらいとカリキュラム上の位置付け(一般学習目標):

数学に基づいた緻密な理論の下でコンピュータが如何に動作しているのかを学ぶ。これらはプログラミングに必要な基礎知識となる。また、コンピュータの本質を知ることで、コンピュータやインターネットを上手に活用できる人材を育成する。

■ 達成目標:

情報化された現代社会において、コンピュータの動作の仕組みを理解した上で、情報を適切に扱える能力や情報機器を上手に扱える能力を身につける。また、基本情報技術者試験の午前の出題範囲に含まれる基礎的な知識を習得する。

■ 授業計画(授業の形式):

「講義」と「実験または演習」を交互に繰り返しながら、授業を進行する。

■ 授業計画(スケジュール等): * 詳細については、「日程表&掲示板」を参照のこと。

第 1回 オリエンテーション
第 2回 2進数(1)
第 3回 2進数(2)
第 4回 2進数(3)
第 5回 論理演算
第 6回 論理回路(1)
第 7回 論理回路(2)
第 8回 内部構造と動作の仕組み(1)
第 9回 内部構造と動作の仕組み(2)
第10回 オペレーティングシステム(1)
第11回 オペレーティングシステム(2)
第12回 インターネット(1)
第13回 インターネット(2)
第14回 コンピュータの歴史
第15回 期末試験 * 期末試験は授業日数にカウントされません。(*1)
第16回 期末試験の解答と評価

(*1) 『平成20年12月24日の中央教育審議会の答申において「講義であれば1単位当たり最低でも15時間の確保が必要とされる。これには定期試験の期間を含めてはならない。」と示されているため,できる限り,定期試験は補講・試験期間に行い,15週の授業の中に定期試験を含めないようお願いします。』という指導に基づく【 「 [rigaku:03205] 平成21年度前学期・後学期授業科目のシラバス登録について 」より抜粋 】。

■ キーワード:

コンピュータ, インターネット, 2進数, 補数表現, シフト演算, 論理演算, 論理回路, フリップフロップ, 加算器, 機械語 など

■ 履修上の注意:

以下の注意事項を守り、情報化社会を生き抜く力を身につけるべし。
 1.身勝手な行動により、他人の学ぶ権利を侵さないこと。特に、私語やむやみに歩き回らないこと。
 2.「富山大学情報システム利用ガイドライン」に記載されているルールやマナーを守り、キャンパスネットワークやコンピュータ端末室を利用すること。特に、飲食禁止や土足厳禁である。また、消しゴムの削り粕など自分で出したゴミは自分で片付けること。
 3.あきらめない。
 4.授業を休まない。
 5.授業中に寝ない。
 6.この授業に限ったことではないが、受身の学習をしていては何も身に付かない。自ら手と頭を動かし、率先して学習すことを惜しんではならない。特に、情報に関する知識や技術はコンピュータに触った時間に比例して上達する。

■ 教科書・参考書等:

● 教科書
 1.情報科学テキスト,幸山 直人,富山大学理学部数学教室
 * 情報科学序論テキストは、「日程表&掲示板」にリンクされています。
 2.富山大学情報システム利用ガイドライン
 * 富山大学総合情報基盤センターの「パンフレット、ポスター」のページから参照のこと

● 参考書 * インターネット内にある情報も上手に活用してください。
 1.コンピュータシステムの基礎, 宮沢 修二 他, 株式会社アイテック 情報処理技術者教育センター * 歴史から動作の仕組みまで、コンピュータに関する様々な事柄が記載されています。
 2.情報科学概論,小野 厚夫、川口 正昭,株式会社 培風館

■ 成績評価の方法:

以下の「出席」 ・ 「レポート」 ・ 「期末試験」 および+α の合計点で成績を評価する。 ただし、「履修上の注意」の1または2が守られなかった場合は、直ちに単位を剥奪し、評価を「評価対象外」とする。なお、授業時間外であっても、違反行為を見つけた場合は、処分の対象とする。
 1.出席 (1点×15日=15点) * 第15回の期末試験は除く
 2.レポート (6点×6回=36点) * レポートの内容によって0点から6点を与える
 3.期末試験 (50点)

特例措置として、「履修上の注意」の1または2を厳守した上で、国が実施する情報処理技術者試験のいずれかの試験区分に合格した場合、情報科学序論・情報科学・情報科学演習の単位認定に「優(100点)」の評価を与える。なお、この措置は卒業以前まで有効で、幸山が担当した情報科学序論・情報科学・情報科学演習に限る(忘れずに履修申請をしておくこと)。

■ 関連科目: 情報科学(幸山が担当する場合に限る),情報科学演習(幸山が担当する場合に限る),情報数理(幸山が担当する場合に限る),離散数理
(基本事項については数学科で開講される全ての科目)


■ リンク先ホームページアドレス: * このページのURLです。

http://kouyama.math.u-toyama.ac.jp/main/education/2010/isintro/index.htm

■ オープン・クラス受講可否: 受入可

■ 単位互換受講可否: 受入不可

■ 備考: 詳細については、上記「リンク先ホームページアドレス」を参照のこと。


2010年度 情報科学序論 | 日程表&掲示板 | 期末試験について    [ 戻る ]

日程表&掲示板

* 下記にリンクされた「PDF (Portable Document Format)」ファイルの閲覧には、Adobe社のAdobe Acrobat
   またはAdobe Readerが必要です。 [ Get Adobe Reader ]
* 下記にリンクされた「PowerPointスライド」ファイルの閲覧には、Microsoft社のPower Point
   またはPower Point Viewerが必要です。 [ Get Power Point Viewer ]

  第 1回 オリエンテーション * 必ず参加すること。 10月6日 実施
  1. 授業開講 通知 [9月1日掲示]
2. 「2010年度 情報科学序論」学習支援ページの確認
3. 「富山大学情報システム利用ガイドライン」の確認
4. 情報処理技術者試験の紹介 (幸山研究室)
5. 教材:授業紹介 (PowerPointスライド) * 10月7日修正
 

  第 2回 コンピュータとは
2進数(1)
10月13日 実施
  1. 付録:10進数・2進数・8進数・16進数の対応
 

  第 3回 2進数(2) 10月20日 実施
  1. 教材:補数とイクセス表現 (PowerPointスライド)
2. 付録:2進数8桁で表現された補数表現とイクセス表現
レポート1

  第 4回 2進数(3) * 10月27日修正 10月27日 実施
  1. 資料:タイガー手廻し計算器 (幸山研究室)
レポート1の解答例

  第 5回 論理演算 11月10日 実施
    レポート2

  第 6回 論理回路(1)
* 11月24日(水)は推薦入試のため休講。
11月17日 実施
    レポート2の解答例

  第 7回 論理回路(2)
* 11月24日(水)は推薦入試のため休講。
12月1日 実施
  1. 教材:RSフリップフロップ (PowerPointスライド)
2. 付録:RSフリップフロップチェックシート
3. 付録:RSフリップフロップと4ビット全加算器のデジタル回路図
レポート3

  第 8回 内部構造と動作の仕組み(1) 12月8日 実施
  1. 教材:内部構造と動作の仕組み(1) (PowerPointスライド)
2. 資料:COMETUとCASLUの仕様書 (情報処理推進機構)
レポート3の解答例
* 12月10日修正


  第 9回 内部構造と動作の仕組み(2)
ビデオ鑑賞
12月15日 実施
  1. 教材:内部構造と動作の仕組み(2) (PowerPointスライド)
2. 資料:COMETUとCASLUの仕様書 (情報処理推進機構)
3. 資料:二人の天才日本人 (印刷物配布)
レポート4

  第10回 オペレーティングシステム(1) 1月5日 実施
  1. 教材:オペレーティングシステム(1) (PowerPointスライド)
レポート4の解答例
* 1月21日修正


  第11回 オペレーティングシステム(2)
ビデオ鑑賞
1月12日 実施
  1. 教材:オペレーティングシステム(2) (PowerPointスライド)
レポート5
* 1月23日修正


  第12回 インターネット(1) 1月19日 実施
  1. 教材:インターネット(1) (PowerPointスライド) [ 非公開 ]
レポート5の解答例
* 1月23日修正


  第13回 インターネット(2)
* 11月24日(水)の休講に伴う補講を同じ内容で1月26日4時限および1月27日4時限に実施する。どちらかの授業に参加すること。
1月26日
3時限
実施
  1. 教材:インターネット(2) (PowerPointスライド) [ 非公開 ]
レポート6
* 1月28日(金)15:00
レポート締切


  第14回 コンピュータの歴史
* 11月24日(水)の休講に伴う補講を同じ内容で1月26日4時限および1月27日4時限に実施する。どちらかの授業に参加すること。
1月26日4時限
or    
1月27日4時限
実施
  1. 教材:コンピュータの歴史 (PowerPointスライド) [ 非公開 ]
レポート6の解答例
* 1月31日(月)12:00〜13:00
幸山研究室(B231)にて
レポートを返却します


  第15回 期末試験 * 必ず試験を受けること。
* 期末試験は授業日数にカウントされません。
2月2日 実施
  1. 期末試験 通知 [12月21日掲示]
 

  第16回 期末試験の解答と評価 * 必ず参加すること。 2月9日 実施
  1. 成績表「努力の足跡」を配布
2. 期末試験の解答
3. 授業評価アンケート (Wordファイル)
4. 教材:プログラミングとは (PowerPointスライド)
 


2010年度 情報科学序論 | 日程表&掲示板 | 期末試験について    [ 戻る ]

期末試験について

* 期末試験は授業日数にカウントされません。

終了

■ 日時: 2月2日(水) 13:00〜14:30 (90分) * 延長する場合もある

■ 場所: 共通教育C棟1F C12番教室 * いつもと場所が違うので注意してください

■ 試験範囲: これまで学習した範囲 * 10月6日から1月26日3時限まで

・コンピュータシステム, 5大機能 (5大構成要素)
・2進数, 8進数, 16進数, 基数変換
・補数, バイアス, イクセス表現 (下駄履き表現)
・シフト演算
・固定小数点表示, 正規化, 浮動小数点表示 (IEEE754形式)
・ブール代数 (AND, OR, NOT, NAND, NOR, XOR), 論理関数, 万能演算系
・半導体 (ダイオード, トランジスタ), 論理回路 (MIL記号)
・フリップフロップ, 半加算器, 全加算器
・ノイマン型コンピュータ, プログラム内臓方式, 逐次制御方式
・機械語, アセンブラ言語 * 解答に必要な命令は問題中に表記する。
・オペレーティングシステム (OS)
・インターネット

■ 備考: 持ち込み禁止 * 時計と筆記用具のみ、それ以外の物はカバンにしまっておくこと。

■ その他の注意事項:

 1. 試験開始時刻から30分以上遅刻した場合、試験を受けることはできない。
 2. 再試験は行わない。ただし、病気や忌引等によって試験を受けられなかった場合には追試を行う。
 3. 試験中の携帯電話使用の禁止。電源を切ってカバンにしまっておくこと。時計としての利用も不可。

■ 過去の期末試験:

2010年度 期末試験 (PDFファイル) 解答例 (PDFファイル)
2008年度 期末試験 (PDFファイル) 解答例 (PDFファイル)
2005年度 期末試験 (PDFファイル)
* 2005年度 プログラミング演習I 期末試験
解答例 (PDFファイル)
* 2005年度 プログラミング演習I 解答例
2002年度 期末試験 (PDFファイル)
* 2002年度 プログラミング演習I 期末試験
解答例 (PDFファイル)
* 2002年度 プログラミング演習I 解答例
2001年度 期末テスト (PDFファイル)
* 2001年度 プログラミング演習I 期末テスト
解答例 (PDFファイル)
* 2001年度 プログラミング演習I 解答例
2000年度 期末テスト (PDFファイル)
* 2000年度 プログラミング演習I 期末テスト
解答例 (PDFファイル)
* 2000年度 プログラミング演習I 解答例



2010年度 情報科学序論 | 日程表&掲示板 | 期末試験について    [ 戻る ]

[ 戻る ]