幸山研究室
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最終更新日:2009年2月4日

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2008年度 情報科学序論

* 内容は、参加する学生の質や進行状況に応じて変更される場合があります。
* 「富山大学シラバス」も参照してください。

■ 授業科目名: 情報科学序論

■ 時間割コード: 146029

■ 授業科目区分: 専門科目・選択

■ 対象学生: 数学科 2年生

■ 単位数: 2

■ 開講学期: 後学期 ・ 水曜日 3時限

■ 場所: 理学部端末室

■ 担当教員: 幸山 直人

■ オフィスアワー(自由質問時間): * 詳細については、「オフィスアワー」を参照のこと。

随時。ただし、電子メールによるアポイントメントが必要です。

■ 授業のねらいとカリキュラム上の位置付け(一般学習目標):

数学に基づいた緻密な理論の下でコンピュータが如何に動作しているのかを学ぶ。これらはプログラミングに必要な基礎知識となる。また、コンピュータの本質を知ることで、コンピュータやインターネットを上手に活用できる人材を育成する。

■ 達成目標:

情報化された現代社会において、コンピュータの動作の仕組みを理解した上で、情報を適切に扱える能力や情報機器を上手に扱える能力を身につける。また、基本情報技術者試験の午前の出題範囲に含まれる基礎的な知識を習得する。

■ 授業計画(授業の形式):

「講義」と「実験または演習」を交互に繰り返しながら、授業を進行する。

■ 授業計画(スケジュール等): * 詳細については、「日程表&掲示板」を参照のこと。

第 1回 オリエンテーション
コンピュータの歴史(1)
第 2回 コンピュータの歴史(2)
第 3回 2進数(1)
第 4回 2進数(2)
第 5回 2進数(3)
第 6回 論理演算
第 7回 論理回路(1)
第 8回 論理回路(2)
第 9回 内部構造と動作の仕組み(1)
第10回 内部構造と動作の仕組み(2)
第11回 オペレーティングシステム(1)
第12回 オペレーティングシステム(2)
第13回 インターネット
第14回 期末試験
第15回 期末試験の解答と評価

■ キーワード:

コンピュータ, インターネット, 2進数, 補数表現, シフト演算, 論理演算, 論理回路, フリップフロップ, 加算器, 機械語 など

■ 履修上の注意:

以下の注意事項を守り、情報化社会を生き抜く力を身につけるべし。
 1.身勝手な行動により、他人の学ぶ権利を侵さないこと。特に、私語やむやみに歩き回らないこと。
 2.「インターネット利用ガイド」に記載されているルールやマナーを守り、キャンパスネットワークやコンピュータ端末室を利用すること。特に、飲食禁止や土足厳禁である。また、消しゴムの削り粕など自分で出したゴミは自分で片付けること。
 3.あきらめない。
 4.授業を休まない。
 5.授業中に寝ない。
 6.この授業に限ったことではないが、受身の学習をしていては何も身に付かない。自ら手と頭を動かし、率先して学習すことを惜しんではならない。特に、情報に関する知識や技術はコンピュータに触った時間に比例して上達する。

■ 教科書・参考書等:

● 教科書
 1.情報科学序論テキスト,幸山 直人,富山大学理学部数学教室
 * 情報科学序論テキストは、「日程表&掲示板」にリンクされています。
 2.インターネット利用ガイド (入学時に配布済み)
 * 毎回、授業に持参すること。
 * 富山大学総合情報基盤センターの許可を得て掲載しています。

● 参考書 * インターネット内にある情報も上手に活用してください。
 1.コンピュータシステムの基礎,宮沢 修二 他,株式会社アイテック,4000円
 2.情報科学概論,小野 厚夫、川口 正昭,株式会社 培風館,1421円

■ 成績評価の方法:

以下の「出席」 ・ 「レポート」 ・ 「期末試験」 および+α の合計点で評価する。 ただし、「履修上の注意」の1または2が守られなかった場合は、直ちに単位を剥奪し、評価を「評価対象外」とする。なお、授業時間外であっても、違反行為を見つけた場合は、処分の対象とする。
 1.出席 (1点×15日=15点)
 2.レポート (6点×6回=36点) * レポートの内容によって0点から6点を与える
 3.期末試験 (50点)

■ 関連科目: 情報科学(幸山が担当する場合に限る),情報科学演習(幸山が担当する場合に限る),情報数理(幸山が担当する場合に限る),離散数理
(基本事項については数学科で開講される全ての科目)


■ リンク先ホームページアドレス: * このページのURLです。

http://kouyama.math.u-toyama.ac.jp/main/education/2008/isintro/index.htm

■ オープン・クラス受講可否: 受入可

■ 単位互換受講可否: 受入不可

■ 備考: 詳細については、上記「リンク先ホームページアドレス」を参照のこと。


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日程表&掲示板

* 内容は、参加する学生の質や進行状況に応じてリアルタイムに変更します。
* 下記にリンクされたPDFファイルの閲覧には、Adobe社のAcrobat Readerが必要です。
* コンピュータ端末室のコンピュータには、Adobe社のAcrobat Readerがインストールされています。
 使用できない場合は、「Acrobat Readerが使えなくなったら?」を参照し、修復してください。

  第 1回 オリエンテーション [8月21日掲示] * 必ず参加すること。
ビデオ鑑賞
10月8日 実施
  1. 「2008年度 情報科学序論」学習支援ページの確認
2. 「インターネット利用ガイド」の確認 * 必ず持参すること。
3. 情報処理技術者試験の紹介
4. 教材:授業紹介 (PowerPointスライド)
レポート1

  第 2回 コンピュータとは
コンピュータの歴史
10月15日 実施
  1. 教材:コンピュータの歴史 (PowerPointスライド) [ 非公開 ]
2. 資料:コンピュータ博物館 (情報処理学会)
3. 資料:コンピュータ博物館 (東京理科大学)
4. 資料:コンピュータ博物館 (岐阜大学, 吉田研究室)
5. 資料:コンピュータ博物館 anecs (ffortune.net, Lumi)
6. 資料:情報処理概論 (関西外国語大学, 上山清二先生)
レポート1の解答例

  第 3回 2進数(1) 10月22日 実施
  1. 付録:10進数・2進数・8進数・16進数の対応
 

  第 4回 2進数(2) 10月29日 実施
  1. 教材:補数とイクセス表現 (PowerPointスライド)
2. 付録:2進数8桁で表現された補数表現とイクセス表現
レポート2

  第 5回 2進数(3) 11月5日 実施
  1. 資料:タイガー手廻し計算器 (幸山研究室)
レポート2の解答例

  第 6回 論理演算 11月12日 実施
    レポート3

  第 7回 論理回路(1)
* 推薦入試のため11月26日は休講。
11月19日 実施
    レポート3の解答例

  第 8回 論理回路(2)
* 推薦入試のため11月26日は休講。
12月3日 実施
  1. 教材:RSフリップフロップ (PowerPointスライド)
2. 付録:RSフリップフロップチェックシート
3. 付録:RSフリップフロップと4ビット全加算器のデジタル回路図
レポート4

  第 9回 内部構造と動作の仕組み(1) 12月10日 実施
  1. 教材:内部構造と動作の仕組み(1) (PowerPointスライド)
レポート4の解答例

  第10回 内部構造と動作の仕組み(2)
ビデオ鑑賞
12月17日 実施
  1. 教材:内部構造と動作の仕組み(2) (PowerPointスライド)
* 12月17日修正
2. 資料:二人の天才日本人 (印刷物配布)
レポート5
* 12月17日修正

  第11回 オペレーティングシステム(1) 1月7日 実施
  1. 教材:オペレーティングシステム (PowerPointスライド) [ 非公開 ]
レポート5の解答例

  第12回 オペレーティングシステム(2)
インターネット(1)
1月14日 実施
  1. 教材:インターネット (PowerPointスライド) [ 非公開 ]
レポート6

  第13回 インターネット(2) 1月21日 実施
    レポート6の解答例

  第14回 期末試験 * 必ず試験を受けること。 1月28日 実施
  1. 期末試験 通知 [1月7日掲示]
 

  第15回 期末試験の解答と評価 * 必ず参加すること。 2月4日 実施
  1. 成績表「努力の足跡」を配布
2. 期末試験の解答
3. 授業評価アンケート (Wordファイル)
 


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期末試験について

終了

■ 日時: 1月28日(水) 13:00〜14:30 (90分)

■ 場所: 共通教育棟 1番教室 * いつもと場所が違うので注意してください

■ 試験範囲: これまで学習した範囲 * 10月8日から1月14日まで

 ・コンピュータシステム, 5大機能 (5大構成要素)
 ・2進数, 8進数, 16進数, 基数変換
 ・補数, バイアス, イクセス表現 (下駄履き表現)
 ・シフト演算
 ・固定小数点表示, 正規化, 浮動小数点表示 (IEEE754形式)
 ・ブール代数 (AND, OR, NOT, NAND, NOR, XOR), 論理関数, 万能演算系
 ・半導体 (ダイオード, トランジスタ), 論理回路 (MIL記号)
 ・フリップフロップ, 半加算器, 全加算器
 ・ノイマン型コンピュータ, プログラム内臓方式, 逐次制御方式
 ・機械語, アセンブラ言語 * 解答に必要な命令は問題中に表記する。
 ・オペレーティングシステム (OS)

■ 備考: 持ち込み禁止 * 時計と筆記用具のみ、それ以外の物はカバンにしまっておくこと。

■ その他の注意事項:

 1. 試験開始時刻から30分以上遅刻した場合、試験を受けることはできない。
 2. 再試験は行わない。ただし、病気等によって試験を受けられなかった場合には追試を行う。
 3. 試験中の携帯電話使用の禁止。電源を切ってカバンにしまっておくこと。時計としての利用も不可。

■ 過去の期末試験:

2008年度 期末試験 (PDFファイル) 解答例 (PDFファイル)
2005年度 期末試験 (PDFファイル)
* 2005年度 プログラミング演習I 期末試験
解答例 (PDFファイル)
* 2005年度 プログラミング演習I 解答例
2002年度 期末試験 (PDFファイル)
* 2002年度 プログラミング演習I 期末試験
解答例 (PDFファイル)
* 2002年度 プログラミング演習I 解答例
2001年度 期末テスト (PDFファイル)
* 2001年度 プログラミング演習I 期末テスト
解答例 (PDFファイル)
* 2001年度 プログラミング演習I 解答例
2000年度 期末テスト (PDFファイル)
* 2000年度 プログラミング演習I 期末テスト
解答例 (PDFファイル)
* 2000年度 プログラミング演習I 解答例



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