■ 授業科目名: プログラミングI
■ 時間割コード: 140006
■ 授業科目区分: 専門科目・選択
■ 対象学生: 数学科 2年生
■ 単位数: 2
■ 開講学期: 前学期 ・ 水曜日 3時限
■ 場所: 理学部A棟 3F A337室 → 理学部A棟 4F A424室
■ 担当教員: 幸山 直人
■ オフィスアワー(自由質問時間): * 詳細については、「オフィスアワー」を参照のこと。
随時。ただし、電子メールによるアポイントメントが必要です。
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■ 授業のねらいとカリキュラム上の位置付け(一般学習目標):
数学に基づいた緻密な理論の下でコンピュータが如何に動作しているのかを学ぶ。これらはプログラミングに必要な基礎知識となる。また、コンピュータの本質を知ることで、コンピュータやインターネットを上手に活用できる人材を育成する。
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■ 達成目標:
情報化された現代社会において、コンピュータの動作の仕組みを理解した上で、情報を適切に扱える能力や情報機器を上手に扱える能力を身につける。また、基本情報技術者試験の午前の出題範囲に含まれる基礎的な知識を習得する。
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■ 授業計画(授業の形式):
講義と演習(レポートなど)を交互に繰り返しながら、 授業を進行する。
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■ 授業計画(スケジュール等): * 詳細については、「日程表&掲示板」を参照のこと。
第 1回 | オリエンテーション+コンピュータシステム |
第 2回 | 2進数(1) |
第 3回 | 2進数(2) |
第 4回 | 2進数(3) |
第 5回 | 論理演算 |
第 6回 | 論理回路(1) |
第 7回 | 論理回路(2) |
第 8回 | 内部構造と動作の仕組み(1) |
第 9回 | 内部構造と動作の仕組み(2) |
第10回 | アルゴリズム+流れ図 |
第11回 | 計算量+インターネット |
第12回 | 誤差+オペレーティングシステム |
第13回 | 様々なプログラミング言語+コンピュータの歴史 |
第14回 | 初めてのプログラミング |
第15回 | 期末試験 * 期末試験は授業日数にカウントされません。(*1) |
第16回 | 期末試験の解答と評価 |
(*1) 『平成20年12月24日の中央教育審議会の答申において「講義であれば1単位当たり最低でも15時間の確保が必要とされる。これには定期試験の期間を含めてはならない。」と示されているため,できる限り,定期試験は補講・試験期間に行い,15週の授業の中に定期試験を含めないようお願いします。』という指導に基づく【 「 [rigaku:03205] 平成21年度前学期・後学期授業科目のシラバス登録について 」より抜粋 】。
■ キーワード:
コンピュータシステム, 2進数, 補数表現, バイアス, シフト演算, 数値表現, 固定小数点表示, 浮動小数点表示, 論理演算, 論理回路, フリップフロップ, 加算器, 機械語, アルゴリズム, 流れ図, 計算量, 誤差, オペレーティングシステム, インターネット, プログラム言語 など
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■ 履修上の注意:
1. ルールおよびマナーを守ること。特に、授業で使用するコンピュータ端末室は飲食禁止である。違反した場合、ペナルティを課す。
2. 「富山大学情報システム利用ガイドライン」を熟読し、コンピュータやインターネットを適切に利用すること。特に、P2P系ソフトウェアは絶対に使用してはならない。違反した場合、停学など厳しい処分が下される。
3. 自己中心的な行動により、他の学生の学ぶ権利を侵してはならない。
4. 自主的に学習し、社会生活に必要なスキルを身に付ける。
1.の補足:富山大学の各コンピュータ端末室は全て飲食禁止です。水分補給などが必要な場合は許可されている場所に移動してから飲食してください。なお、「他の学生もやっているじゃないですか」といった幼稚な言い訳をしないで下さい。自らを律することのできる人になってください。
2.の補足:コンピュータやインターネットを利用するにあたっては、様々な危険が存在しているので、注意して利用しましょう(情報化社会を正しく生き抜ける知識を身に付けましょう)。知らず知らずの内に犯罪に巻き込まれ、事件の加害者や被害者になってしまうこともあるので注意しましょう。犯罪によっては、民事裁判や刑事裁判となり、数千万から数億の損害賠償を支払うよう命ぜられたり、実刑が言い渡され刑務所に収監されることもあります。
3.の補足:授業中は私語をしないで下さい。質問がある場合は遠慮なく手を挙げて質問してください。また、トイレに行きたくなった場合には、我慢しないで静かに席を離れトイレに行ってください。水分補給も同様です。
4.の補足:この授業に限ったことではないですが、受身の学習をしていては何も身に付きません。自ら手と頭を動かし、率先して学習すことを惜しまないようにしてください。
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■ 教科書・参考書等:
● 教科書
1. | プログラミングテキスト,幸山 直人,富山大学理学部数学教室 * プログラミングテキストは、「日程表&掲示板」にリンクされています。 |
2. | 改訂第3版 C言語スタートブック,高田 美樹,株式会社技術評論社,本体2380円+税 * 指示があるまで購入をお待ちください。 * 出版社による「書籍案内」はこちらから。 * 出版社による「正誤表」はこちらから。 |
3. | 富山大学情報システム利用ガイドライン * 富山大学総合情報基盤センターの「パンフレット、ポスター」のページから参照のこと。 |
● 参考書
1. | C言語の入門書には様々なものがあります。特に指定はしませんが、見易さ・解説の詳しさ・例題の有無などを考慮し、自分の勉強スタイルにあった本を選んでください。 |
2. | インターネット上にある情報も上手に活用してください。 |
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■ 成績評価の方法:
1. 期末試験の結果によって評価する(社会に対して透明な評価を行う)。
2. 6回以上欠席した場合、単位を認定しない(期末試験の受験は可)。
3. 各レポートをそれぞれ指定された日時までに全て提出すること(全14回を予定)。全て提出しない場合、単位を認定しない。ただし、指定された日時までにレポートが提出できなかった場合、遅延提出理由書(400字詰原稿用紙1枚以上;400文字以上)をレポートに添付して提出することで、レポート提出と認める(遅延提出理由書のないレポートはレポート提出とは認めない)。
4. コンピュータ端末室で飲食した場合(授業中だけに限らない)、ペナルティとしてルール違反理由書(400字詰原稿用紙2枚以上;800文字以上)を速やかに提出してもらう(違反理由によってはカウンセリングを受けてもらう)。提出しない場合、授業を受けることはできない。なお、この処置は在籍期間中1度限りで、2度目からは即刻退場してもらう(以後の授業は受けられない)。もちろん、授業時間外や授業が終了したからといって、違反しても良いということではない(違反がひどい場合は単位認定を取り消すこともある)。
【特例措置】情報処理技術者試験の内、ITパスポート試験を除くいずれかの試験区分に合格した場合、プログラミングIおよびプログラミングIIの評価を「優(100点)」とし、単位を認定します(忘れずに履修申請をしてください)。期限は、卒業まで有効です(合格証書をお持ちください)。
1.の補足:授業の予習・復習を十分に行ってください。十分に勉強しないと期末試験で得点を獲得することはできません(単位が認定されることはありません)。
2.の補足:出席を取りますが評価に加えることはありません。「6回以上欠席した場合、単位を認定しない」と書かれていますが、もちろん、5回まで休んでも良いということではありません。なお、病気・忌引・介護体験・教育実習等よる欠席については理学部支援グループの発行する欠席届を提出することで出席扱いとします(欠席届には証明書や正当な理由が必要)。詳細については理学部支援グループに確認してください。
2.の補足:理由も無く遅刻・中抜け(トイレと水分補給は可)・早退した場合、出席として認めないことがあります。なお、授業に出てきていても、寝ていたり他の事をしている場合、出席として認めないことがあります(必然的に、期末試験で得点できなくなる)。
3.の補足:復習の一環としてレポートを提出してもらいますが、レポート提出が評価に加点されることはありません。コピペに対する対抗措置です。きちんと、自分の手と頭を使って学習してください。
3.の補足:ほとんど解答されていないレポートはレポート提出とは認めません。分からない所がある場合は、レポートの表紙の指示に従って質問するか、他の受講者と協力して問題を解いて、分からない所が無いようにしておいてください(分からない所を持ち越したり放置しないで、その都度理解するようにしてください)。その他、授業の前後であれば自由に質問していただいてかまいません。
4.の補足:近年、数学科内でも事件やトラブルが増加しています。その多くは学生の自己中心的な考えや行動によるものです(予兆としてルール違反・マナーを守れない・授業に出てこない・無気力・無関心などの初期症状が現れる)。それらをいち早く察知し、改善してもらうためにルール違反理由書を提出してもらいます。上記の「履修上の注意」もよく読んで、厳守してください。
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■ 関連科目: プログラミングII
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■ オープン・クラス受講可否: 受入可
■ 単位互換受講可否: 受入不可
■ 備考: 詳細については、上記「リンク先ホームページアドレス」を参照のこと。
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